TikTokで伸びている広告が丸わかり!「トップ広告」はどこ?見方とログイン方法

TikTok for Businessに登録しようと画面を進めていたとき、再生数や反応などの数値が高い広告動画が、ずらりと並ぶページが表示されました。

TOP広告が並んだTikTok Creative Centerの画面

「こんな広告が伸びているんだ。あとでじっくり見てみよう」

そのときは登録を優先したのですが、後日もう一度見ようとすると、どこから開いたのかわかりません。

TikTok for Businessの管理画面? 広告マネージャー? それとも「インサイト」という名前のページ?

いろいろ探した結果、あの画面は TikTok Creative Centerの「トップ広告」 だとわかりました。

トップ広告は、TikTokで高いパフォーマンスを発揮した広告クリエイティブを探せる公式ツールです。ログインなしでも試せますが、ログインすると見られる広告や使える機能が増え、広告研究がぐっと楽になります。

この記事では、トップ広告の開き方から検索・分析方法、ログインするメリットまで、実際に迷いやすいところを順番に説明します。

「この記事でわかること」
  • 数値の高いTikTok広告が並ぶページの場所
  • トップ広告の検索・絞り込み方法
  • 広告のどこを見れば投稿や広告制作に活かせるか
  • ログインなしとログイン後の違い
  • トップ広告とTikTok Insightsの違い
目次

数値の高いTikTok広告が並ぶ「トップ広告」とは?

トップ広告は、TikTok for Businessが提供するCreative Center内の機能です。

TikTok上で高いパフォーマンスを発揮し、広告主がCreative Centerへの掲載を承認した広告クリエイティブが集められています。

単に人気動画を眺めるページではありません。地域、業種、広告の目的などで絞り込み、成果の出た広告が「どのような構成だったのか」を研究するためのページです。

トップ広告でできること

  • 日本や海外で成果を上げている広告を探す
  • 自社に近い業種の広告に絞る
  • 認知、トラフィック、コンバージョンなど目的別に探す
  • リーチやCTRなどの指標で広告を並べ替える
  • 動画内で反応が高まったタイミングを確認する
  • 参考にしたい広告をお気に入りとして保存する

「TikTok広告を始めたいけれど、どんな動画を作ればよいかわからない」というときの、最初のリサーチに向いています。

TikTokトップ広告の開き方

直接リンクから開く場合は、次のページへアクセスします。

トップ広告:https://ads.tiktok.com/business/creativecenter/inspiration/topads/pad/ja?period=30&region=JP

リンクを踏んだ後表示される画面

Creative Centerのトップページから探す場合は、次の順番です。

  1. TikTok Creative Centerを開く
  2. 「トップ広告」を選ぶ
  3. 右上の「ログイン」からTikTok for Businessアカウントでログインする
TikTok Creative Centerからトップ画面のリンクに飛ぶ様子の画像
トップ広告に富んだ後のログイン方法を示す画像
トップ広告内でフィルターをかけている様子の画像

画面名やメニューの位置は、パソコン・スマートフォン、言語設定、アップデートによって変わる場合があります。広告を細かく比較するなら、フィルターの多いパソコン版が見やすいです。

トップ広告の見方と検索方法

トップ広告を開いたら、やみくもに再生するよりも、自社の商品に近い条件へ絞り込んでみましょう。

1.地域を「日本」にする

トップ広告の地域を選んでいる様子の画像

最初に地域を確認します。日本向けの広告を研究するなら「日本」を選びます。

海外向けの表現を調べたい場合は、対象国に切り替えて比較することもできます。ただし、文化、流行、ユーザーの反応は国によって異なるため、日本向け広告の参考にするときは違いを意識しましょう。

2.業種を選ぶ

トップ広告の業種を選んでいる様子の画像

自社の商品やサービスに近い業種を選択します。

同業種の広告を見ると、商品の見せ方、動画のテンポ、よく使われる訴求、価格の出し方などをつかみやすくなります。

競合だけではアイデアが似やすいため、近い課題を持つ別業種も見るのがおすすめです。たとえば美容商品なら、ファッション、健康、ECなどの広告にも参考になる表現があります。

3.キャンペーンの目的を選ぶ

トップ広告の目的を選んでいる様子の画像

トップ広告は、キャンペーンの目的でも絞り込めます。

認知を広げたい広告と、商品購入を促したい広告では、動画の構成や最後の呼びかけが異なります。自分が作りたい広告の目的に近いものを選ぶと、参考例を見つけやすくなります。

4.期間や広告言語を指定する

直近の広告を見たいときは期間を短くし、長く使える表現を探したいときは期間を広げます。

パソコン版では、広告言語や広告フォーマットなど、さらに細かいフィルターが表示される場合があります。

5.気になる指標で並べ替える

トップ広告では、リーチ、CTR、2秒視聴率、6秒視聴率などの指標で広告を並べ替えられます。パソコン版ではCVRや「いいね」なども選択できる場合があります。

トップ広告を並べ替えている様子の画像
指標見るポイント
リーチ多くの人に届いた広告のテーマや第一印象
CTRクリックしたくなる訴求、商品説明、CTA
2秒視聴率スクロールを止める冒頭の映像や言葉
6秒視聴率興味を維持する展開、テンポ、情報の順番
CVR購入や申込みにつながるオファーと導線
いいね共感、驚き、役立つ情報など反応される要素

数値の高さだけで広告の良し悪しを決めるのではなく、「自分の目的に必要な指標が高い広告」を見ることが大切です。

「分析を見る」で動画のどこが伸びたか確認する

気になる広告が見つかったら、「アナリティクスを見る(分析をみる)」ボタンを開きます。

トップ広告で分析を見るボタンを押す様子の画像

広告の背景情報やパフォーマンスに加えて、動画を秒単位・フレーム単位で確認できるグラフが表示される場合があります。選択した指標のピークを見ることで、視聴者の反応が高まった場面を探せます。

トップ広告のアナリティクスから分析をしている様子の画像
グラフで数値が高かった秒数のクリエイティブを動画で確認することも出来る

分析するときは、次の5点をメモすると自分の動画へ応用しやすくなります。

  1. 最初の1~2秒で何を見せているか
  2. 誰のどんな悩みを提示しているか
  3. 商品やサービスが何秒目に登場するか
  4. テロップ、音声、映像をどう組み合わせているか
  5. 最後にどんな行動を促しているか

※トップ広告に表示されるのは、一定の条件を満たし、広告主が掲載を承認した広告です。TikTok広告全体の完全なランキングではありません。また、表示された数値だけで自社広告の成果が保証されるものでもありません。

トップ広告はログインなしでも見られる?

Creative Center自体は公開された無料の情報ハブで、ログインなしでもアクセスできます。

ただし、公式ヘルプでは、トップ広告を未ログインで利用する場合に表示される広告は 5件のみ と案内されています。また、Creative Centerのすべての機能・データ・インサイトを利用するにはログインが推奨されています。

つまり、ログインなしは「どんなページか試す」には十分ですが、同業種の広告を複数比較したり、継続的に研究したりするには物足りません。

ログインなしでできること

  • Creative Centerやトップ広告のページを開く
  • 表示された一部の広告を見る
  • トップ広告がどのようなツールか試す

ログインするとできること・便利になること

  • 5件を超えるトップ広告を見て比較する
  • より多くの機能、データ、インサイトを確認する
  • 気になるトップ広告をお気に入りにする
  • 「マイコレクション」で広告をテーマ別に保存・管理する
  • 動画編集ツールで作った素材を「素材ライブラリ」で確認する
  • 対象者はトップ広告の掲載承認を管理する
マイコレクションにクリエイティブを保存するときの様子の画像
星マークを押すと、マイコレクションに保存することが出来る
マイコレクションの場所の表示についての画像
マイコレクションはアカウント名をクリックすると表示されます

広告は1本だけ見ても傾向を判断しにくいものです。複数の成功広告を比較し、「共通する冒頭」「よく使われる訴求」「反応が高まる場面」をストックしてこそ、トップ広告の価値を活かせます。

そのため、これから投稿や広告へ継続的に活用するなら、最初にTikTok for Businessへ登録してログインしておくのがおすすめです。

トップ広告を「見るだけ」で終わらせないために

TikTok for Businessへ登録すると、より多くのトップ広告を比較し、参考広告をコレクションとして保存できます。次回また探し直す必要がなくなり、自分専用の広告アイデア集を作れます。

ログイン後におすすめの使い方

ログインしたら、広告を眺めるだけでなく「マイコレクション」を作ってみましょう。

たとえば、次のように分類します。

  • 冒頭のつかみが参考になる広告
  • 商品の見せ方が参考になる広告
  • テロップが読みやすい広告
  • CTAが自然な広告
  • 自社と同じ業種の広告

保存した広告を定期的に見返すと、動画を作るたびにゼロからアイデアを探す必要がなくなります。

TikTok for Businessの登録画面や初期設定で迷った場合は、次の記事で実際の操作手順を確認してください。

【おまけ】実は「TikTok Insights」というページもある

トップ広告を探している途中で、「インサイト」という言葉を見かけることがあります。

TikTokには TikTok Insights という公式ページもありますが、トップ広告とは別物です。

トップ広告が「実際に成果を上げた広告動画の表現や構成」を調べるページなのに対し、TikTok Insightsは「TikTokユーザーの行動、ブランドとの関わり、広告効果などの調査データ」を探すページです。

TikTok Insights:https://ads.tiktok.com/business/en/insights/

比較トップ広告TikTok Insights
主に見るもの成果の高い広告動画ユーザーや広告に関する調査データ
向いている用途動画の構成・表現を研究する市場やターゲットを理解する
例冒頭、テロップ、CTA、反応のピーク世代、業界、ブランド、広告効果の調査

まずトップ広告で「どんな広告が成果を出しているか」を見て、その背景をもっと理解したくなったらTikTok Insightsも確認する、という使い分けがおすすめです。

広告マネージャーの「オーディエンスインサイト」も別機能

TikTok for Businessへ登録し、広告マネージャーを利用すると、対象アカウントでは「オーディエンスインサイト」も確認できます。

こちらは過去30日以内にTikTokを利用したユーザーのデータをもとに、年齢、性別、地域、興味、行動、エンゲージメントなどを分析し、広告を届けたい相手を具体化する機能です。

トップ広告でクリエイティブを研究し、オーディエンスインサイトで「誰に届けるか」を考えると、広告制作とターゲット設計をつなげられます。

Market Scopeはトップ広告と違う?

TikTok Market Scopeの紹介画面

Market Scopeも別のサービスです。

これは、自社ブランドのオーディエンスが認知から検討、購買へどう移動したかを分析するフルファネル型のプラットフォームです。広告、オーガニック投稿、ブランド関連データなどを横断して分析できます。

ただし、Market Scopeは一部の選定ブランド向けです。通常のTikTok for Business登録だけで、誰でも利用できるわけではありません。

「まだMarket Scopeへのアクセス権がありません」と表示された場合は、故障やログインミスではなく、利用権限が付与されていない状態です。トップ広告を見る目的ならMarket Scopeへ入る必要はありません。

TikTokトップ広告のよくある疑問

TikTokのトップ広告は無料?

Creative Centerとトップ広告の閲覧は無料です。TikTok for Businessのアカウント作成・ログインにも料金はかかりません。料金が発生するのは、広告マネージャーから実際に広告を配信するときです。なお、ログインなしでも試せますが、未ログインでは表示されるトップ広告が限定されます。

ログインしないとトップ広告を見られない?

ログインなしでも一部を見られます。ただし、TikTok公式ヘルプでは未ログイン時に表示される広告は5件のみと案内されています。多くの広告を比較したり、保存したりするならログインがおすすめです。

トップ広告に表示される数値は、自分の投稿のインサイト?

いいえ。トップ広告は、掲載を承認された高パフォーマンス広告を研究する機能です。自分の投稿実績を見るTikTokアプリのアナリティクスとは別です。

TikTok Insightsとの違いは何?

トップ広告は広告動画やパフォーマンスを研究するページです。TikTok Insightsは、ユーザー行動やブランド、広告効果などの調査データを探すページです。

Market Scopeへアクセスできないのはなぜ?

Market Scopeは一部の選定ブランド向けで、通常登録だけでは利用できません。トップ広告はCreative Centerから開けるため、Market Scopeの権限は必要ありません。

まとめ:まずはトップ広告を見て、ログイン後に保存・比較しよう

登録途中で見かけた「数値の高い広告が並ぶ画面」は、TikTok Creative Centerのトップ広告でした。

トップ広告では、地域、業種、目的、期間などで広告を絞り込み、リーチやCTR、視聴率などを手がかりに高いパフォーマンスを発揮した広告クリエイティブを探して研究することができます。

ログインなしでも試せますが、未ログインで表示される広告は公式案内では5件のみです。継続して広告を研究するなら、TikTok for Businessへ登録・ログインし、複数の広告を比較したり、お気に入りをマイコレクションへ保存したりする使い方がおすすめです。

公式出典

さいごに

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。shioです。

私は、保育士として働きながらWebの世界に入り、現在は在宅でWebデザイン、SNS運用、動画編集などの仕事をしています。

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